アイドリング不調の原因

アイドリングが安定しないとどうなる?

アイドリングが安定せず、今にも止まってしまいそうな程不安定な状態の場合。
停車時にエンジンストップしてしまうのであればまだ良いですが、酷い場合は走行中に突然エンジンがストップすることがあります。
アイドリング不調の原因には色々とありますので、当てはまるような事が無いかメンテナンスをした方が良いでしょう。

アイドリングが安定しない理由には、ガソリンやプラグの劣化、キャブレターのトラブル、ジェネレーターの故障など様々な原因があります。
1つの理由だけではなく複数の原因が同時に起きている事もありますので、一つ一つを確認しておくことが大切です。

原因に合わせてメンテナンスをしよう

アイドリングが不安定になる原因として最も多いのが、ガソリンやプラグの劣化です。
ガソリンが古すぎたりプラグを全く交換していないと、エンジンに負担がかかりアイドリングが不安定になります。
普段あまりバイクに乗っていない場合は特に、意識的にガソリンを定期的に新しいものに入れ替えたり、プラグも定期的に交換するよう心がけましょう。

次に多いのが、エアクリーナーエレメントのつまりです。
こちらは普通にバイクに乗っているだけでもごみやホコリが詰まりやすいため、定期的に清掃をしないとアイドリングが不安定になります。
乾式か湿式なのかによっても清掃方法が異なりますので、自身のエアクリーナーエレメントがどちらのタイプなのかによってメンテナンスしましょう。

3つめがキャブレターのトラブルが原因のものです。
キャブレターのつまりやキャブレターの調整不足が主な理由として挙げられますが、キャブレターに何らかのトラブルが起きていると、ガソリンをきちんとエンジンに送れずにアイドリングが安定しなくなります。
キャブレターのトラブルの場合もつまりの清掃や各部の調整を行う必要があるため、定期的にメンテナンスをするべきでしょう。

メンテナンスをしてアイドリング不調を防ごう

アイドリング不調の原因の多くが、日頃から清掃やパーツ交換などのメンテナンスをしておけば防げるものばかりです。
稀に致命的な原因が起きていることもありますが、大抵の場合一通りメンテナンスをしたらアイドリング不調が直ったということがほとんどです。
普段メンテナンスをしないような人でも簡単に出来るような清掃作業もありますので、まずは自分で出来る範囲でメンテナンスをしてみると良いでしょう。

また、万が一走行中にエンジンが止まってしまった場合。
まずは慌てずに路肩にバイクを寄せて、その場で原因が解決できる物なのかチェックして、難しいようであればレッカー移動してくれるショップなどに連絡をして下さい。