オートチョークの故障

オートチョークが故障するとどうなる?

バイクパーツの中でも意外と知られていないオートチョークですが、オートチョークが故障するとエンジンがかからない事態に繋がり兼ねません。
オートチョークはエンジンをかけるときに燃料をエンジンにスムーズに伝える役割を担っており、エンジンをかけやすくする働きがあります。
エンジンをスムーズにかけるためにも、オートチョークは重要なパーツです。

オートチョークが故障すると冬場など冷えた状態でのエンジンがかかりにくくなるだけではありません。
エンジンが暖まってからでもアイドリングが不安定になったり、エンジンをふかせなかったりなど不具合が生じます。
エンジンを指導した後にアクセルをふかすとエンジンが停止するようなこともあるなど、主にエンジンに関してトラブルが生じます。

オートチョークを修理するポイント

オートチョークは自分で修理ができますので、エンジンに不調を感じたら一度チェックしてみると良いでしょう。
オートチョークはシート下にありますので、シートを外してチェックします。
オートチョークを外したらケーブルコネクターのカバーを避けて外し確認してみて下さい。

コネクターはオートチョークを固定してから外さないとダメージを受ける可能性があります。
誤って橋を差し込む際に曲げてしまうことがないように、丁寧な作業を心がけましょう。

比較的簡単な作業ではありますが、メンテナンス方法が良く分からないまま作業をしてしまうとエンジンに致命的なダメージを負う可能性もあります。
知識がなくよく分からないと言う場合は、出来るだけプロに依頼することがおすすめです。
オートチョークに関して詳しく無いお店に当たってしまわないように、お店選びも大切です。

故障のような症状が単発や複数起きる事も

エンジンがなかなかかかりにくくなるだけではなく、エンジンがかかってもすぐに止まってしまう、アイドリングが安定しないなど、複数の症状が起きた場合。
高い確率でオートチョークの故障の可能性がありますので、早めにメンテナンスを行いましょう。
もちろん複数個起きているだけではなく単発の症状が長い間続く事もありますので、不具合が1つだけの時にも早め早めに対処をします。

オートチョークは自身でもメンテナンスが可能ですが、丁寧な作業を心がけ無いといけません。
誤ってオートチョークやその近辺に致命的なダメージを与えてしまわないように、日頃から定期的にメンテナンスしておくことはもちろん、一度はプロに相談してみると安心です。
オートチョークはエンジン部分に関わってくることもあり特に、自己流で誤ったメンテナンスをしてしまうと大変危険ということは忘れてはいけません。