バイク車検について

車種によって扱いが異なります

バイクにも自動車と同様に車検が必要になる車種が存在しているため、時期が訪れたらきちんと車検を受けて合格しなければ公道を走行させてはいけません。
全てのバイクが車検対象となるのではなく、書類に250cc超と記載されているいわゆる400cc以上のバイクが車検対象車種ということになります。
該当するバイクを所有している方は、車検時期を忘れないようにしてください。

参考:http://www.broadcreation.com/blog/memo/6509.html

車検前の準備

バイクの車検は満了日の1ヶ月前から受けることができますが、車検満了日は変わりません。
車検日ギリギリになって慌てて受けるよりも、余裕を持って対応した方が安心できます。
なお、自賠責保険も合わせて切り替えする流れになります。

車検を受けるにあたって用意しておきたい書類は、自賠責保険証と納税証明書、車検証、定期点検整備記録簿などです。
特に、納税証明書を紛失したという方が多くてどうしたら良いのかと戸惑う声もよく聞かれますが、最寄りの役所で再発行してもらうこともできますのでご安心ください。

車検を行う場合は指定されている整備工場などで受ける方法や、ユーザー車検として自分でバイクを陸運局に持ち込んで受ける方法があります。
前者の場合は整備工場できちんと整備を行ってから車検を受けたり、万が一不備がある場合にはその場で整備して再度受けることができるため安心ですが、ユーザー車検の場合は不具合があった場合には自分で整備をして合格できるようにしなければいけないため、初心者にはあまりおすすめできません。
整備工場などに依頼すると整備代や車検代行費用も合わせて請求されるため高額に感じられますが初心者向きと言えますし、ユーザー車検は自分で行うため費用を大幅に抑えることができても初心者向きとは言えません。
どちらの方法を選択するかよく考えてから、あらかじめ車検日の予約を入れておきましょう。

車検当日

事前に予約した車検日には、必要書類と印鑑を持参してください。
整備工場などに車検を依頼した場合は預けるだけなので面倒なことはありませんが、ユーザー車検をする場合には、陸運局の近くにあるテスター屋(予備検査場)で擬似車検を受けることができます。
この擬似車検で無事に合格できるということは、本番の車検でも合格できるので問題ありません。
この時点で不具合が見つかった場合には速やかに対応しておくことで本車検でもスムーズに合格できます。

陸運局で所定の書類に記載を行なって提出をすると、指示に従って車検が行われます。
この時に重量税や自賠責保険などの支払いを行うことになりますのでお金を準備してください。
検査場では検査官の指示に従っていれば大きな問題はありませんが、初めてユーザー車検を受けることを伝えると親切に対応してくれるはずです。
合格後に新しい車検証と自賠責保険のステッカーをもらえます。