バイク保管方法

長期間乗らない場合は実践を

冬期間などバイクに乗らない期間はどのようにバイクを保管したら良いのかわからないという方も多いです。
バイクはきちんと保管しておかなければ乗っていない状態でもどんどん劣化するため、故障の原因にもなりかねません。
長期間乗る予定がない場合には正しいバイクの保管方法を実践しましょう。

参考:http://www.ysphiro.com/ment/hokan.html

保管場所の確保

バイクを保管する際にはきちんと場所を確保しておくことをおすすめします。
野ざらしの状態で置いていると、盗難やいたずらの被害に遭う可能性もあるため、バイク専用の車庫を用意するなどの対策が必要です。
長期間バイクに乗る予定がない場合には、バイク屋さんやバイクを預かってくれる専門業者などで対応してくれますので早めに問い合わせをしておくことをおすすめします。
ここでは自宅の敷地内にきちんとバイクの保管場所が確保されていることを前提にしてご紹介します。

基本的な流れ

まずは保管をするにあたって準備をしておきたいことがあります。
事前に給油をして満タンの状態にしてください。
長期間保管するのにガソリン満タンにするなんてもったいないと感じる方もいますが、これは燃料タンクに錆を生じさせないための対応策なのです。
ガソリンが入っていない部分は酸素と反応することで酸化という化学反応が怒って錆を生じさせるので、満タンにしておけば余計な錆を生じさせません。

次に、キャブレターに残っているガソリンをしっかり抜き取って空っぽの状態にしてください。
キャブレターにガソリンが残っていると長期間保管している間に腐食がどんどん進んで粘着性のあるガムのような状態になって詰まりを生じさせる原因になります。
動かしたい時正常に動作しない原因にもなるので十分注意してください。
なお、車種によって抜き方が異なるため正しいメンテナンス方法をあらかじめ調べておくことをおすすめします。

車体に泥や塩分などの汚れが付着したままでは腐食させる原因になるので、丁寧に洗車を行ないます。
洗車を終えたら防錆処理を行っておくとキレイな状態を維持できます。
最後にバッテリーの配線を外しておくことでバッテリーの寿命を長持ちさせることができます。
バッテリーをつけたままでは自然に放電して空っぽの状態になるので、配線を外すかできるだけバイクから取り外して保管することをおすすめします。

長期間保管をする際にはバイク専用車庫などに収納する場合でもバイク専用カバーをかけておきましょう。
外気に触れる期間が長いほど劣化を早めることになるため、出来る限り空気に触れないようにするのがコツです。
専用カバーがない場合は使い古した毛布などにくるんでおくのも有効なのでぜひお試しください。