パーツの汚れ落としやサビ落としのメンテナンス方法

パーツの種類によって磨き方が異なる

パーツには主に、アルミパーツとメッキパーツが使われており、アルミかメッキか、材質の違いで、磨き方が異なります。
それぞれ正しい磨き方をマスターして、綺麗にメンテナンスをしましょう。

まず、エンジンヘッドやブレーキレバーなどに使われている金属パーツが、アルミパーツです。
こちらの場合は参加をしやすく、白いサビが出やすいため、こまめに磨くように心がけましょう。

専用のエンジンクリーナーを使って磨くのも良いですが、種類によっては界面活性剤が含まれており、ハゲに繋がる可能性があります。
細かい部分では古くなった歯ブラシなどを使って、他の部分に浸食するのを防ぎながら、丁寧に磨いていきましょう。

次にメッキパーツの場合ですが、基本的には、酸化をする前に、日頃から丁寧にクロスで拭き取りをすることが大切です。
サビなどの腐食が進行してしまっている場合は、鏡面メッキか、梨地メッキかによって磨き方を変えて下さい。

鏡面メッキの場合は、スチールウールや金属研磨剤を使って磨き、梨地メッキの場合は、真鍮製のワイヤーブラシなどで、水を流しながら磨くことで綺麗になります。

エキパイの焼け取り方法

エキゾーストパイプ(エキパイ)の汚れを取るためには、根気と体力が必要です。
通常の洗浄液を使って水洗いをするか、しつこい油汚れの場合、コンパウンドを使ってエキパイ全体を手洗いで磨いていくしか方法がありませんので、とにかく汚れている所を、片っ端から磨いて行きましょう。

また、エキパイの汚れの1つ、ブレーキダストも、コンパウンドで落とすことが可能です。
基本的に油性の汚れは、通常の洗浄液程度では落とすことが出来ませんので、根気よくコンパウンドを利用しましょう。
コンパウンドには色々な種類があり、自分のバイクに合う合わないがありますので、利用するコンパウンドに入っている材質などをしっかりチェックする事が大切です。

浸食したサビの落とし方

サビの浸食が進んでしまうと、表面だけでは無く、下地の金属部まで浸食し、パーツにまで影響を及ぼします。
出来るだけサビを浸食させないために日頃から磨く事が大切ですが、万が一浸食してしまった際には、とにかく早く削り落としましょう。

サンドブラストやケミカル、コンパウンドを使って磨く方法などがありますが、一番簡単なのは、スプレータイプのサビ転換剤を利用する方法です。
余程深刻なサビで無ければ、このスプレーを吹きかけて磨くだけで、サビを除去する事が出来るでしょう。

サビを除去した後は、その他の細かいパーツもしっかりと磨いて綺麗にして、最後に錆びにくくなる、防錆剤などのケミカルを使えば完成です。