バイク事故が起こる場面

あらゆる危険予知を欠かさないことが大事

バイクに乗っている際に事故を引き起こすと、大怪我を負ったり最悪の場合は命を落とすという事態になりかねないため運転には十分気を付けなければいけません。
自分だけは絶対に大丈夫という過信は禁物なので、毎回気を引き締めて運転することが大切です。
バイク事故が起こる場面は色々ありますが、特に多いのが出会い頭の衝突事故や追突事故、右折時の事故、巻き込み事故などがあります。
それぞれの場面で注意したい点を改めて確認してみましょう。

参考:http://www.carac-ds.jp/Column/accident/32

出会い頭の事故

バイク事故で最も多いとされている事例が出会い頭で衝突する事故です。
見通しの良くない交差点に差し掛かった時に横から出てきた車両と衝突する事故が多く発生しています。
特に信号のない交差点では注意して走行しないと、相手側が明らかに一時停止でもきちんと停止せずに飛び出してくる可能性が高いのです。
バイクは車体が小さいことと、ある程度スピードが出ていると気付かれにくいという特徴があるため事故に発展しやすいのです。

出会い頭の事故を防ぐためにも、バイクを運転する際にはできるだけスピードを落として自分の存在を気付かせることが大切です。
自分に落ち度が一切なくても、出会い頭の衝突事故になるとバイクを運転している側のダメージはかなり大きくなるため注意が必要です。

交差点で右折車と衝突

この事故もバイクの車体が小さくて相手に気付かれにくいことから発生しやすい事故です。
特に渋滞しているときに左側からスイスイ抜いていく様子を見かけることがありますが、実はこれが右折車と衝突する大きな原因になるのです。
右折車からはバイクの車体が見えにくいため、バイクの存在に気付いた時には衝突してしまうという事例が多いです。

基本的に自動車もバイクもキープレフトで走行させなければいけないので、本来であれば左側から抜くことはできないはずなのですが、少しの隙間でも抜いていく行為はかなり危険です。
抜かれた方のドライバーも突然バイクがすり抜けていくと驚いてしまいますし、右折しようとしていたドライバーもいきなりバイクが飛び出てくるのですから驚くのも当然です。
自分が危険な運転をしていることを認識し、安全運転を心がけることが大切です。

巻き込み事故

大型トラックやバスなど死角が発生しやすい車両が左折する際に、バイクが左側を走行していると巻き込まれてしまうという事例があります。
近くに大型車両が走行している場合には、相手のドライバーに自分を認識してもらえていない可能性を考えた走行をすることが大切です。
大型車両に巻き込まれてしまうとバイクの運転者はかなりの大怪我か死亡事故に至る可能性があるため十分注意してください。