スズキ「スイフトスポーツ カタナエディション」をお披露目
世界のライダーに愛されるカタナシリーズ
スズキを代表するモデルとして知られるカタナシリーズは、国内を問わず世界でも人気があり、今もなお多くのライダーの心を捉えています。
1980年に海外市場に向けて発表されたGSX1100Sカタナは中古車でも絶大な人気を誇っており、定価以上の価格で取引されていることもしばしば。
日本刀を思わせるデザイン性能のクールさはもちろん、機能性もスマートで格好いい、正にカタナを名乗るにふさわしいモデルです。
カタナシリーズは排気量別に五種類のシリーズが展開されており、250~1100まで、ライダーに好みに合わせたモデルを選べます。
特に大型モデルが絶大な支持を受けており、チューブレスタイヤや対向4ポッドキャリパーを採用した性能の高さが特徴です。
人気のGSX1100は2000年にファイナルエディションが発表され生産が終了してしまいましたが、この時には1100台限定で、一台一台全てにシリアルナンバーが刻まれたのも格好良さの1つです。
スピードモデルとして圧倒的なパワーを誇るモデル
カタナシリーズの人気の理由は見た目のクールさだけではなくそのスピード性能、パワー性能にあります。
アクセルを軽く回すだけで圧倒的なスピード力を誇るモデルで、最高時速235キロを記録するほどの絶対的なスピードモデルです。
逆輸入車は珍しくありませんでしたが、それでも当時の逆輸入車に比べると非常に数多くのモデルが排出されたと言えるでしょう。
また女性から人気が高いのがカタナシリーズのGSX400、通称、小刀と呼ばれるシリーズです。
400とは思えない圧倒的スピード力をそのままに、足つきが良く小柄なライダーでも運転しやすい作りとなっています。
女性でも乗りやすいパワフルマシンとして、現在も多くの女性ライダーに愛されています。
スズキのスイフトスポーツカタナエディション
排気量規制に伴い惜しまれながらファイナルエディションを向かえたカタナシリーズですが、2020年に新型モデル、スイフトスポーツカタナエディションが発表されることがわかりました。
既存のカタナの純正色であるミスティックシルバーメタリックを採用したボディカラーに包まれた、スマートな印象のマシンです。
スズキのロゴはもちろん、ポイントに刀のマークを取り入れたクールな印象のマシンで、刀ファンにとっては願ってもない復刻版と言えるでしょう。
赤の差し色を取り入れて見事な華やかさもプラスした、デザイン性能抜群のカタナエディションです。
もちろん見た目だけではなく内装や性能も充実。
絶世期のカタナを思わせるモデルの誕生に、多くのライダーが歓喜しました。
一般公開や一般販売も近日中に検討されていることもあり、続報に期待するライダーが少なくありません。