タイヤが重いと感じたら
タイヤが重いと感じたときの原因は何?
エンジンを始動させたのにタイヤが重く上手く走れない時には、何らかの異常事態が起きている可能性があります。
原因として一番に考えられるのが、タイヤの空気圧が下がっていることです。
タイヤの空気量が少ないため走りに負担がかかってしまい、タイヤが重く感じることが少なくありません。
また、ブレーキの引きずりやチェーンのトラブル、タイヤに釘が刺さったなども原因としてあげられます。
運転中に突然タイヤが重くなり始めたということであれば特にこれらが考えられますので、1度バイクを停めてバイクの状態を確認した方が良いでしょう。
タイヤを回りやすくするためのメンテナンス
タイヤが回りにくくなったら原因に合わせたメンテナンスを行うと、タイヤが回りやすくなります。
タイヤの調子が原因の場合は空気圧調整やタイヤ交換を、ブレーキが原因の場合はパッドやキャリパーのメンテナンスを、チェーンが原因の場合は張り直しやオイル注入を行いましょう。
本格的にタイヤが重いということであればしっかりとしたメンテナンスが必要ですので、業者にバイクを持っていくのも1つの手です。
タイヤが少し重い程度であれば、日頃のメンテナンスを行う程度で直る事もあります。
ブレーキパッドの交換やブレーキレバーのグリスアップをはじめ、タイヤ点検やクラッチレバーの調整を行うことで、それぞれのパーツの負担を減らせるでしょう。
本格的にタイヤが重くなってしまう前に、最低でも一月に一度は本格的なバイクメンテナンスをする事が肝心です。
チェーンが原因の場合は、張り直しやオイル注油、さび取りなどのメンテナンスを行うとタイヤがスムーズに動く可能性が大。
タイヤの前輪と後輪共に動きが悪い、初期より大分重く感じる場合は特に、チェーンメンテナンスをしただけで嘘のように直ることもありますので、お早めに試してみると良いでしょう。
無理矢理走ると大事故に繋がることも
バイクのタイヤが重いまま走り続けていると、運転操作に負担がかかり大事故に繋がる可能性があります。
少しでも違和感を感じたら無理をせずに、取り急ぎタイヤメンテナンスを行うところから始めましょう。
タイヤに釘が刺さっているなど、タイヤチェックをしてタイヤ交換が必要そうであれば、応急処置アイテムを使うのもおすすめです。
また上記以外が原因でタイヤが回りにくくなることもあります。
自分で出来るメンテナンスを行ったにも関わらずバイクの不調が改善されないようであれば、根本的にマシンにトラブルが起きている可能性が高い為、早めにプロに見てもらいましょう。
バイクショップやディーラーなど、即日対応してくれるお店も多いので安心です。