バッテリーの点検・メンテナンスについて
バッテリーの寿命に気をつけよう
バイクにはバッテリーが搭載されており、これでバイクの電気系統が動くようになっています。
バッテリーは時間が経つにつれて消費されるため、少なくなってきたら交換する必要があります。
ただ、残量がゼロになるとバイクが動かなくなってしまうため、日頃から点検をして、残りがどれくらいなのか確認しておく必要があります。
また、バッテリーは外気に触れているため、あまりバイクに乗っていないときでも少しずつ劣化が進んでいます。
すると電気の減りが早くなるため、この点にも気をつける必要があります。
ときどき点検・メンテナンスをする必要あり
バッテリーをいつも良い状態に保つには、ときどき点検とメンテナンスを行うことが大切です。
日頃からこうしたことを行っておくと慌てることがないため、定期的にすることを心がけておきましょう。
点検・メンテナンスをするときには、バッテリー液の残量を確認します。
減ってきていたらバッテリー用の補充液がバイクショップやホームセンターなどで売っているため、補充します。
補充液のほかに精製水を入れても良いバイクもあるため、説明書で確認しましょう。
また、バイクに乗っていてエンジンがかかりにくい場合は、バッテリーが減ってきている可能性があります。
充電の状態を調べて、正常化どうかを確認してください。
充電状態が満タンに近いなら、電圧が13Vくらいになることが多いです。
さらにバッテリーの端子部についても、確認しておく必要があります。
端子が緩んでいたり腐食部分があったりするとトラブルの原因になりやすいため、こうしたものがないかを確認しておくと良いです。
端子は緩みがあることで火花を散らすことがあるため、正常な状態でないと危険です。
充電をしてもエンジンがかかりにくいなら、交換を
上の方法で充電してエンジンをかけてもかかりにくいときは、バッテリーが寿命を迎えている可能性があります。
また、バッテリー液を補充してもすぐに減ってしまう場合も、交換が必要と考えてください。
バイクを定期的に乗っているなら、だいたい2年くらいを目安にバッテリー交換をすると良いです。
毎日乗るとバッテリーは良い電圧を保ちやすくなり、長持ちします。
逆に乗る頻度があまり多くない場合、バッテリーの劣化は早くなります。
なるべく定期的にバイクを楽しむと、バッテリーにも良い影響があります。
バイクのバッテリー交換は簡単で、工具でシートを空けてステイと端子を外し、バッテリーを交換すれば終了です。
それほど迷わず作業できますが、もし不安ならバイクショップに依頼すると良いでしょう。
また、どのバッテリーを選ぶかについても、スタッフに相談するのがおすすめです。