二輪走行に大きな影響を及ぼすタイヤの点検はとても重要!
タイヤは定期的に目視で確認を
バイクには2つしかタイヤが付いていないため、1つに何らかの不調が出ただけでも、大事故の繋がる可能性があります。
大きな事故を発生させない為にも、タイヤは日頃から、メンテナンス、確認をするようにしましょう。
まず、タイヤをメンテナンスする際には、目視でタイヤ全体を確認することが大切です。
タイヤの摩耗具合を確認して、タイヤのスリップサインが出ていないかどうかを、きちんと確認しましょう。
スリップサインは、タイヤのサイドウォールに刻まれている三角のマークを基準にし、トレッド部の溝内の凸マークの事を指します。
このスリップサインが、トレッド面とつら位置になってしまったら、すぐにでもタイヤを交換しないと危険です。
また、タイヤ本体に、何らかの異変が無いかどうかもキチンと確認しましょう。
穴が開きそうな場所や、何か異物が刺さっていないかなども確認することで、走行中の本格的なパンクを防ぐ事が出来ます。
タイヤの種類に合わせてメンテナンスを
二輪車用のタイヤには主に二種類があります。
1つが、チューブタイヤというタイヤで、タイヤの内部にチューブを組み込んでいるタイヤ、もう1つは、チューブレスタイヤと言って、チューブを使用していないタイヤです。
チューブタイヤの場合は、チューブの種類によっても異なりますが、場合によっては修理の際に、何重にもパッチを貼らないといけないような場合があります。
種類によっては、パッチ修理では無く、新品チューブに変えた方が効率が良いと言えますので、対応に気をつけましょう。
チューブレスタイヤの場合、チューブを使用しないタイプですので、タイヤ本体の気密性が非常に高く、空気漏れなども起りにくいタイプとなっています。
その為チューブタイヤに比べると安全性が高い構造となっており、安心して乗る事が出来るのです。
タイヤによっても心持ちが大分異なりますので、値段なども色々と比較した上で、判断するようにしましょう。
タイヤには寿命がある
どんなにスリップサインが出ていなくとも、タイヤは定期的に寿命を迎えますので、寿命を迎える前に交換をする必要があります。
寿命を過ぎたタイヤをそのまま使っていると、何も無い所で突然のパンクを起こしたり等、
大事故に繋がる恐れがありますので、出来るだけ早めに交換することが大切です。
タイヤの寿命は、製造年月日から最高でも3年と考えておいて下さい。
これは不動車の場合ですので、日頃から運転をすることが多い方は、定期的にバイクのスリップサインをチェックしておいた方が良いでしょう。
また、3年で寿命が来る前に、タイヤの保管状況やコンディションによっては、突然何も無い所でパンクをすることもありますので、定期的に状態をチェックしておくことが大切です。