宮城県の交差点
宮城県のワースト交差点
宮城県で平成26年に最も交通事故が起きたワースト交差点を紹介しましょう。
平成26年度においてはワースト交差点6ヶ所において全部で62件の事故が起きています。その中でも最も多かった事故は衝突であり、次に多かったのは左折事故となっています。
交通事故の原因としては自動車が多いのですが、それだけではなくて歩行者や自転車、バイクが原因となっているものもあります。
平成26年度において最も事故の多かった宮城県の交差点は仙台市にある仙台バイパス六丁目交差点です。
こちらの交差点はX字に近い形をしており、交通量はとても多いのが特徴です。
周辺には流通施設や工業団地が集まっているため、それらの施設へ向かう人がたくさんいます。
こちらの交差点において発生した事故は全部で12件なのですが、そのうち重傷事故は1件であり、他はすべて軽傷事故となっています。
事故の当事者の年代としては64歳以下が10人となっており、65歳以上は3人です。
件数の多い事故としては衝突事故があるのですが、こちらの要因となっているのは脇見運転をして前方をよく見ていなかったために前方車両と衝突したというものです。
前の車が停止していたことに気が付かずにそのままぶつかってしまったというケースが多いです。
車間距離を十分に保つようにして、周囲の環境に注意を払うようにすればこのような事故は防げるでしょう。
安全確認をしっかりと行わずに右折したことによって事故が起きたケースもあります。
あるいは他の車線に気を取られていたために安全確認を怠ってしまい、それによって横断していた自転車と衝突したというケースもあります。
これらの交通事故というのは未然に防げるものであり、安全運転のための意識を高めることが大切です。
見通しの悪さが致命的
宮城県の別のワースト交差点としては、仙台市ガス局前交差点があります。
こちらは交差点の北側に高層の建築物があり、周囲の見通しが悪くなっています。
また、交通量が多くて、特に通勤時間帯や休日になると渋滞していることが多いです。
こちらでの事故は追突事故や右折時の事故などが多くなっています。
周囲をきちんと確認して安全な運転を心がけていれば避けられる事故ばかりです。
他にも水の森三丁目桜ヶ丘入り口交差点や仙台バイパス蒲町交差点、国道4号将監トンネル北交差点なども事故の件数が多いためにワースト交差点となっています。
基本的に仙台市の都市部でなおかつ交通量の多い道路で事故が起きやすくなっています。
交差点というのは特に事故が起きやすいところであり、警察も一生懸命事故を防止しようとしているのですが、一般市民が意識を高めることが必要不可欠でしょう。